That's fine

英国人マーガレット・モリスが創ったダンスの事、音楽、日々感じた事などを書いていきます

【改訂版】憧れの英国! MMMメンバーが世界中から集うサマースクール

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今年最後のMMMマガジンが届きました

メンバーシップを本部に支払うようになると

このような冊子が年2回送られてきます

 

左中央が、MMM創始者のマーガレット・モリスです

高いtoe立ちで、反対の脚は胸まで上がっています

上体はリラックスしていて、ツイストしています

MMMってどんな感じ? こんな感じ、と言える一枚でしょう

何気なく見えますが、この体勢で美しく止まっていることは

非常に難しいです

 

そして、MMMには100年以上の歴史があるのですが

どうでしょう、このマーガレットは古くさく見えるでしょうか?
私は、このポーズを100年前にしていたマーガレットは

当時の最先端で、それは今なお色褪せていないと思っています

 

一体彼女が何歳の時の写真か分りません

もの凄く美しく舞台に立つマーガレットの写真が残っているのですが

20代かなぁ、と思っていたら80歳だったとか…

若いから美しい、そういうものではないですね

MMMをされている方々は、皆さん若々しくて

年齢不詳の方ばかりです

 

 さてMMMの先生になった私

元々ピアノの先生を職業にしていましたので

教える、という事に於いては不安は少なかったですが

多数を一度に、というところが初めてで難しかったです

 

人に何かを教えるというのは

パフォーマンスだけが良くても駄目

教える、という技

正しく伝えるコミュニケーション能力が非常に重要です

 

他にも

問題に(クレームなど)対処できる冷静な判断力

そして運営できる力や、集客できる力、行動力

MMM自体は営利団体ではありませんが

先生としてやって行く、ダンスを広めるためには

やはり、生徒さんを集めるということは大事です

そしてお礼を頂くことが、自分のこれからの勉強のためであり

良いレッスンを、適切な謝礼ですることが

MMMの価値を作る、ということにもなります

 

昔、「先生のお月謝は安すぎると思います」

そう言われて、ピアノを習って貰えなかった経験があります

その値段なりの先生ね、そんな先生には習えない…

自分の値打ちを下げて、そんな結果になってしまいました

その後は、よく考えてからレッスン費用を決めるようにしています

 

後は、 団体に所属しているという自覚

私が誤解を招く事をすると、全体に迷惑が掛かる

その意識を持って行動しないといけない

これが、一塊のピアノ講師とは違うところでした

 

ブログもそうです

これを立ち上げるときに、自分では気を付けたつもりですが

文章を書いていると、その世界に入り込んで

よく見えなくなってしまうことがあります

なので一端引き上げ、少し間を置いて見直し書き直し

そして、このように改訂版としてUPしています

 

あと写真を載せたい、けど出来ない

何とか顔にモザイクをして…

それでもクレームが来る事もあるそうです (リハビリの先生談)

その時その時間、その場所にいたということが

服装やらシルエットで分るから、削除してください!

 

う~ん、難しい…

やはり写真をUPする時には、相当気を遣わないといけませんね

今は、お顔を隠した上で古い写真を載せています

 

さて、長い前置きでした

 

ずっと、私とMMMの歴史を綴ってきましたが

今日は、サマースクールのお話しをしたいと思います

 

世界中から、MMMの仲間がイングランドに集まる

サマースクール

 

初めて参加出来たのは、2009年でした

憧れの英国へ…夢のようでした

いつかは、と思いながら15年以上が過ぎていました

期間は丸一週間で、土曜日に寮へ入り、次の土曜日に出立です

今年は、先生レベル4!先生試験の最高峰の実技を受けるため渡英しました

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ロンドンから列車で1時間半ほどの所にある

チチェスターという街の州立大学、チチェスター大学をお借りします

こじんまりした、とても可愛らしい綺麗な街です

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チチェスター大聖堂

中には美しいステンドグラス

その中に、シャガールの作品があり驚きました

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私たちは、実家へ戻っている学生さんの寮に寝泊まりします

個室で机や洗面台が付いていて、結構広いです

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私の棟からは、食堂が見えました。これは今年の写真です

下は、寮の外観

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食堂を外からみた所。これは2010年の写真です

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残ってなかったと思ったら、今年の写真がありました!

このように、ピンクのお花が一杯に変わっていました

 

チャペルと、右がリンゴの木。いつも沢山の実がなっています

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このお城のような建物も、学校内の一部です。素敵でしょう?

 

こういう所で、他の事から一切離れて

ひたすら自分の勉強したいクラスを受け、ダンス三昧です

7月末に始まることが多いですが

私が行くときは、いつも涼しかったです

年によるらしいですが、今年も上着が要りました

 

英国らしく、午前と午後2回お茶の時間があります

各国のメンバーとの交流の時間でもあるティータイム

好きな飲み物を選び、クッキーなどをほおばりながら談笑

 

そしてまた各自、自分の受けたい授業へと向かうのです

自分の体力に合わせて選べますし

今日はお休みして、素敵なチチェスターの街へお出かけ!も良し

 

金曜日に様々な試験があり、受けたい人はチャレンジします

ティーチャー試験の人は、ちゃんと決められたプログラムがあり

その授業に参加して、磨きを掛けていきますが

なんせ英語なので、全てを聞き取ることは出来ませんでした

それでも今年は頑張って

最後のティーチャー試験を「英語で」受けました

「オニギリーズ」と言っていた私が!です。成長しましたでしょ?(*^_^*)

ダンス自体が、「言葉」でありますので、まぁ何とかなるのですね

 

普通のカラー(レベルのこと)を受けるだけなら

今まで生きてきた中で学んだ英語で凌げますので

メンバーなら、どなたでも楽しく参加できます

 

個室、バストイレ共同、3食、2度のお茶付き

様々な費用を入れて(ほぼ経費でしょう。MMMは非営利です)

私の場合でいいますと、10万?~13万?位でした(今までの4回の経験)

レートによるので、なんとも言えませんが

7泊8日で、1日中ダンス三昧でこの金額は

大きなお金ではありますが、高額とは思えません

 

因みに先生方は、私達の先生もですが、自腹で英国へ行き

謝礼を貰わず集まったメンバーに指導して下さいます

 

ロンドンまで東京から約12時間

金曜に出て、ロンドンで一泊します
いつもアールズコートという、ちょこっと離れた所に泊まりますが

ロンドンは本当に高額です

駅から近くて一番安いところで、ツイン1,4000円位でした

朝はコンチネンタル。イングリッシュブレイクファーストだと

更にお金が掛かります

 

普通に検索を掛けると、アールズコートでそこそこ口コミ良いと

2万~3万くらいでしょうか

そう思うと、やはりMMMのサマースクールは安い、と言えるでしょう

 

お金の話しは終わりにして、日々ですが

毎日夜は、チャペルなどで催し物がありました

今年は、勉強しないといけないので不参加でしたが…
下の写真は2009のイベントのものです

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金曜の夜は、リサイタルです

大学に、芸術や運動系の学科があるのでしょう、スタジオもあるし

照明設備のある、ホールのような場所で開かれます

今年は観ているだけでしたが、いつも本当に楽しめます

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これは、2010年だったかな。誘われて参加しました

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こちらは、英国の大先生から参加を許され

出させて頂いたときのもので、MMM100周年を祝うダン

皆でMMMカラーのスカートをはいています 

 

今年は、初級の人だろうなという人や、子供達が

インプロ(即興ダンス)で、伸び伸びと自由に動く姿に

とても感動しました

上手下手、そういうことは気になりません

その人が、気持ちよく踊っている姿を見るのは

こちらも気持ちが良いものです

 

庶民の私が、英国へ勉強に行けるのは、理解ある家族のお陰

仕事先も日を変えて頂いたり、無理を言いました

自分を育ててくれたのは、MMM、そして先生ですが

応援者がいて出来る事

全ての事に感謝しかありません

 

仕事、経済的な事情で中々出来る事ではありませんが

途中で帰ったり、途中から来ることも出来ますし、

ホテルに泊まって、学校へ通うという選択肢もあります

 

サマースクール

こうして写真を見ると、アールズコートが懐かしい

大学の広い芝生…あちらでは当たり前ですが

海外の方々との交流も、そうそう出来ません

本当に、素晴らしい時間なのです

また行けるように頑張らないと、ですね!

 

マーガレット・モリス・ムーブメントのサマースクール

 

強制ではありません

行きたい人が(メンバーなら)参加出来る

初心者でも、カタコト英語でも心配ないです

 

まだ見ぬあなたも、メンバーでまだ行かれていない方も

英国でのゆったり流れる時間を

MMMの仲間と過ごしてみませんか? 

 

本日も、長ーい記事をお読み頂きまして

本当に有り難うございました

また、ご訪問くださいね(^_^)/

 

【改訂版】運動音痴の私がダンスの先生になった日 神戸&大阪と私7

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これは、子供達を対象としたイベントの時の写真

仲間達と共に、沢山の子供達にMMMを体験して貰いました

 

今私は、公立保育園でお稽古させて頂いています

ここまで来るためには、まだまだ時間を要しました

 

 

あの時

幼児さんを教える試験は、そこまで大変じゃないよと聞いた時

私は、いつか幼稚園や保育園で教えるようになりたい

そういう夢を持ちました

 

それを先生が、英国トップ、つまりMMM代表

マーガレットからMMMを託されたジム先生にお話し下さいました

ジム先生は、子供達への教育は大変重要だ

そういって、私がそれを志したことを

とても喜んで下さったのです

 

幼児さんのティ-チャーを志す数名の仲間と

レッスンが始まりました

 

「Health Play」

 

60ものエクササイズがあり、そこでもやはり

呼吸の為のエクササイズが含まれています

 

動くためにはエネルギーが必要

そのためには酸素が必要

だから、呼吸が大切になってくるわけです

 

エクササイズは、とっても楽しいものです

子供達は、ただ面白く楽しく「遊ぶ」でしょう

でも、ちゃんと身体を鍛えられるように

笑顔で出来るように創られています

 

私たちは、60のエクササイズを全て教わり

その中から数個を選んで物語を創り、組み込んで

楽しいクラスを創っていく手順を習いました

 

ある日、先生と二人でじっくり話しする機会がありました

子供達を育てる、つまりMMMの未来を創ること

そんな希望あるお話しをしていました

 

「先生、育てた子供達は、チルドレンにあがったら、

今、チルドレンを教えている先生に引き継いだらいいですね?」

 

私は、そのつもりでしたので何気なく問うと

自分の生徒は、最後まで自分でみた方がいいのではないかな?

 

という趣旨のお返事

え? …ということは?

 

本当にMMMは、きちんとしたダンスだと思います

ちょっと習っていたからといって、勝手に先生にはなれません

そして、チルドレン(児童期の子供達のクラス)を教える為には

まず、大人の人を教える資格を取らないと

勉強することも許されないのでした

それだけ、子供達を教えるというのは難しいことなのです

 

Basicティーチャー(先生レベル1)を取る、ということでした

 

あわわ…

内心、えらいことになったぞ、と思いました

幼児の先生なら、勉強出来るかもと思っていたのに

結局、同時に大人の初級の人を教える資格を

取ることになってしまったのです!

 

しかし、私の中では覚悟が出来ました

やるぞ、やってみせる 私はやると決めたぞ!!

 わ

私は、何かの力を感じていました

背中を押されるような、

前にしか道はない、この道を進め

そういう不思議な声というか

 

それは心の奥にあった、十年を超える間持ち続けていた

私のシコリだったかもしれません

私が最初に先生の夢を叶えられなかった

ずっと一緒に頑張ってきたのに

あの集会所での、リノリウムの床の冷たさを知っているのに

先生の苦労を知っているのに、諦めてしまった自分

ずっとMMMを見つめてきたのに

私が語らずに、誰に語れようか! 神戸&大阪のこと

先生はご自分の苦労話しなんかされる方ではない

 

MMMのティーチャーになる

 

やりたいと思うことを、覚悟を持って

強い思い、信念をもってやれば

人間というのは、人から見て大変なことでも出来てしまうのですね

 

私は、それを先生の姿を見ることで学んでいました

たった二人で始まったクラスを

努力し、実力をつけ、そして強い信念を持つことで

MMM神戸&大阪を大きく育てた先生

先生は、頭脳明晰な上、懐深く、心温かく

組織をオーガナイズ出来る力を持った

非常に希有なティーチャーであり、ダンサーであります

どれ一つ足りなくても、ここまでにはならなかったでしょう

 

話しを戻します

思いも掛けなかったBasicティーチャーの勉強

やると決めたはいいけれど…

これがもう、私には大変な作業でした

古いBritishで書かれているテキストの訳

ここでまず大抵の人が、ボディーに一発食らうでしょう

 

カナダ人の英会話の先生に聞いても

ボクハ ネイティヴダケド ワカラナイ  ゴメンナサイ

コレニトリクム アナタタチハ スバラシイデス

と、言われる始末です

 

更に

先生なのだから、美しく正確にパフォーマンスできないといけません

正しいカウントで、正しい呼吸法でお手本を見せ

エクササイズの効果を伝えます

書かれている注意点、いくつもありますが

それを漏らさず話しながら、滞りなく指導できる力

 

覚えられない…(-_-;)

 

ここで、顔面にカウンターを食らう感じでした

次々出される課題、あれもこれも

しかし、よろけてもタオルをリンクに投げるわけにはいきません

 

学生の頃には自信があった記憶力は、急降下していました

他の課題の準備もし

同時並行で、幼児さんの試験の勉強もし、レポート書き

 

更に私はとんでもないことを考え始めました

おぉ、そうだ

子供達のことを、もっと深く勉強したほうが良いなぁ

ただ本を読むだけなら、勉強といっても身につかないなぁ

 

突然私は思いたちました

どうせ勉強するなら、資格が取れることをしよう

そうだ、保育士を取ろう! 国家資格だし

 

手は二本でしょ?

そう過去の自分言ってやりたいくらいですが

これが私という人で、思い立ったら吉日

早速、通信教育に申し込みました

 

私は2005?か、2006年頃からMMMティーチャーの勉強を

始めていたのではないかと思うのですが

保育士の勉強を始めたのも、2005年だと思われます

 

私は、初めて試験を受けて3年以内に全てを合格しないといけない

そういうシステムの保育士試験に

一発合格してやる! と狂ったように勉強を始めました

 

狂ったようには、家族談

余っている全ての時間、机の前に座りました

何日も休まず、休みの日は一日中

その結果、天井がグルグルして気分が悪くて立てなくなりました

そこまでしたつもりはなかったのですが

例によって悪い癖で、やり過ぎちゃったのですね

身体が「勉強止めて-」と警報を鳴らしたのでしょう

周りからは、無茶するなと随分叱られました

暫くフラフラしましたが、休むと治りました

 

反省…

 

それで、一発合格を諦めて3年掛けて

私は保育士資格を取得しました

中々手強かったです。嫌いな教科は覚えられなくて困りました

運が良かっただけ、、、冷や汗ものでしたが

兎に角、私は国家資格も手に入れて武装しました

 

そして、2008年

私はついに幼児と、Basicティーチャーの試験を受けました

 

ヘルスプレイの試験の時は、

本当の子供たちに生徒役になってもらいます

私は、演技することに抵抗がありません

(舞台とか明るくないところで、子供がいると平気になる)

試験官のジム先生はニコニコ

時には笑い声が聞こえて、私はよし!

手応えを感じつつ、子供たちと楽しく試験を受けました

終った後、ジム先生は私の夫に

Mayumi はactresだ、といってご機嫌だったそうです

ジム先生にそんな言葉を言って貰えるなんて!

私は、もう喜びで一杯になり

歌えない歌を歌い、明るいところでも踊り出したいくらいでした

 

運動音痴の私が、骨皮すじ子だった私が

気づかぬ間に、筋肉がつき始め逞しくなっていました

嬉しいことに、ウエストに見事なクビレ!

かなりの時間歩いても、疲れなくなり

そして、少しずつエクササイズの階段を上ることで

若い頃には考えられなかった動きができるようになった私

随分と遠回りをしましたが、当初の夢であった

 

MMMのティーチャーになったのです!

 

始めたのが、1993年?だったでしょうか

それから、15年も経ってしまっていました

44歳になっていましたが

私は、自分の新しく始まる未来が

楽しみで仕方ない一方で

クラスを持つ為の活動という

現実的な問題に取り組んでいくことになりました

 

資格を取れば生徒が集まる、そんな訳ありませんよね

その時になって、一層先生の苦労が身に染みたのでした…

一体どうしたらいいのか

レッスンがしたい! この一心で色々模索が始まったのです

 

 

さて 

本日は、私が大好きな方のブログをご紹介させて頂きます

沢山おられるのですが、先日読ませて頂いた内容が

私の心にとても響きましたので

皆様にも、お読み頂きたいと思いました

過去のどの記事を読ませて頂いても

心打つものを書かれておられます

是非、ご訪問なさって下さい(^_^)

morimariko.hatenablog.jp

 

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございました

またご訪問下さい(^_^)/ 

 

雑記。手書きポスターを描いてみたいけど…進化したダンスと、退化した絵

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お恥ずかしい絵(上部はにゃんこにカミカミされ破れました)

秋に、仕事から帰って

何を思ったかいきなり絵を描こう!と意味もなく色鉛筆で描きました

なんじゃろか? これは?

何にも考えないで描いたので、自分でもさっぱり分りません

 

日頃お世話になっている、現代アート作家の方に見せてみました

「あぁ、これは音楽やねぇ。音符やな、これは」

「音楽ですか? はぁ…へぇ~」

「やっぱりUedaさんは、音楽なんやねぇ」

と、言われて

そうなんやーと、思いました

心理テストされたみたいな気分でした

やってる時間が長い分、やはり私の「底」は音楽でできてるんやなぁ

 

ブログを始めてから、世の中には文章も絵も

こんなに上手な人が一杯いるのだなぁ、と感心するばかり

私はとても字が汚くて、絵も中学から描いてませんでした

 

小学校の時は、描いた絵が選ばれて

どこかへ送られたり、貼り出されたりしていました

神戸港での写生は、何故か選ばれ市役所に貼って頂いて

でも、私には自分の良さが全く分らず

なんで私の絵が? どこがよかったのかな?と

真剣に悩んだ記憶があります

 

手書きのチラシがとても良いというお話しを

ブログで読んだことがあります

やってみたいと思ってました

下手でもいいから、手書きで、と

 

で、今日仕事に行きましたら

先日の歌声メンバーさんの一日講座に来れなかった方が

またまた場所を探して、値段を聞いて

そこでしたい!と言って下さったのです

歌声が終わってから、その方が一緒に会館の下見に

付いてきて下さいました

そこで、ポスターを貼られたら? とか

歌声メンバーに宣伝のチラシを配ったら、とか

色々言って下さるのです

 

有り難いなぁ

最近、こういう有り難い事が多すぎる私、です

 

そして、ポスターです

作らないと! そう思って取りあえず立ち上げたワード

普通にしか使いこなせないワード

綺麗に纏まるけど、味気ないですよね

 

昔のひかり~ 今いずこ~♪ (荒城の月)

 

ダンスは上達しましたが、全く描かなくなった絵は

退化してしまいました

少し練習して、急に素敵なポスターが作れるはずもなし

 

さて、ワードで無難にやるか

とんでもなくても、手書きで作ってみるか

 

坂津さんや、もっちさんのブログを見る度に

ため息が出てしまいます

 

私も描けば何とかなるのだろうか?

などと思わなくもない…いや、やはり思えないな

毎日練習されている方々を

努力もしないで、ただ羨むというのは

間違っていますね

 

まずはやってみること

あまり酷ければ、ワードで作り直せば良いのですね

 

やる前から出来ない!なんてMMMの先生が言ってはいけない

「自分に限界を作らないで」

MMMの先生がよくおっしゃいます

 

逆に、ワードで下書きをして

それを見て、手書きをする、という手もあるな

そうだな、固定観念を捨てないといけませんね

 

私のやっているMMMという、認知度の低いダン

少しでも知って頂くための努力が必要です

それも、免許皆伝ティーチャーとなった私の役目

 

九州から知り合いもいない神戸へ来て

たった一人でMMM神戸&大阪を大きくされた先生

そのご苦労を含め、今歴史を綴っていますが

そのことを思えば、私は恵まれすぎています

今回のように、自ら「習いたい」と言って下さる

そんな方がおられる、場所を探して下さる

 

なんて私は幸せなんだろう

 

ティーチャー試験の為にポートフォリオを作りましたが

その最後のページを書く時に考えました

私は、MMMでどうなりたいのだろう、と

 

勿論、大きな夢はあります

MMMを広めて、出来るならそれで生活できるまでになりたい

でも、そこが最終目標だろうか? と自分に問うてみたら

違う答えが出ました

 

私は、生徒さんの笑顔が見たい、と

 

その上で、収入があればなお嬉しい

収入の為にやっているのではない、という答えでした

 

私の喜びは、人を笑わせたり楽しませることです

だから、無償の保育園のお稽古も続けられます

何もかもボランティアでは、流石に気持ちが折れるかもしれません

でも、目先のお金儲けだけを考えたら

本当の自分の幸せに辿り着かない気がします

 

昔、有名なプロデューサーの元で修行しました

その先生は、ある雑誌の編集局長から独立して起業

私は、どうやって成功されたか問うたことがあります

 

「そうやな、俺は何にも出来ない男やったな。だから、仕事を貰ったら

 その人がどうやったら喜ぶか考えた。その人が喜ぶように一生懸命したな。

 そのうち信頼関係が出来て、また仕事を貰えたり、人を紹介して貰ったりして

 金はその後ろから、知らん間に付いてきた」

 

そのようなお話しをして下さいました

私は、この時の事が忘れられません

 

私とその先生とでは、比べものになりませんが

志はそのようにありたいです

 

おっと、手書きポスターから話しが飛躍してしまいました

 

あ、なんだろう? このポスターは?

へぇー、何だか面白そう、楽しそうだなぁ、やってみようかな

そう思って頂けるものを作りたい!

 

とは言いつつ、、、

2日ほど、もっちさんが憑依してくれないかな、とか、、、(-_-;)

 

はてなにおられる、絵師の皆様

35年以上も殆ど絵を描いていない私に

念を送って下さい! 憑依ならもっと嬉しいです!

 

最後は、気合い!ですね!(どこかで聞いた台詞)

さあ! やるぞー!

取りあえず、ご飯を食べてから、かな(^_^;)

本日は、私の独り言を最後までお読み頂き

有り難うございました

明日午後、ついにティーチャーになったお話しをUP予定です

またご訪問下さいね(^_^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【改訂版】人生は小さな事で激変する。躍進するMMMと照らされた新しい道 神戸&大阪と私6

 

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先月仲良しの友人と、里山へ行ってきました

仕事でお世話になっている方のご実家です

一昨年もお邪魔して、持ちきれない程のお野菜を

厚かましく頂いて帰りました

写メは、昼食時に畑で野菜をとってきて下さり

盛り付けて頂いた「男のサラダ」(^_^)

 

普段出来ない収穫作業、そして取れたて有機野菜サラダ

山の竹を切る体験と、コップになったその竹や

沢山のお野菜を頂いて

帰りには、その方の現代アート展を見せて頂くという

盛りだくさんな一日でした

 

普段行かないところへ行き、しないことをする

いえ、自然と向き合って「命を頂く」という行為は

日頃の人間界の煩わしいことや、悩みを

 

「つまらんね、小さいことだよ」

 

という言葉に変換してくれる

そんな、リフレッシュできた休日でした

 

 さて、私の激動期が過ぎた頃のこと

ポツリ、ポツリとしか記憶がありません

趣味から遠ざかり、英会話にはまり
MMMにティーチャーが生まれた頃です

 

いくつかのシーンがあります

 

これは少し前の出来事ですが、はっきり覚えています 

お稽古の時に、カルチャーの担当者が見学に来られたこと

そして、先生が一つのカルチャーに入られ

気がつけば、あちこちに行かれるようになっていたこと

 

ある新聞社のカルチャーに行かれていた先生

その新聞の冊子の表紙に、先生の写真が載りました

何て素晴らしい事だろう!

先生が全国紙の新聞の冊子に載っている!

MMMが紹介された喜びは、私の語彙力では表せません

 

メンバーは一気に増えました

シニアの方も多かったのですが

私と同世代、そしてもっと若い方々も仲間になりました

他のダンスの経験者もいて

全体のレベルはグググっと上がり

神戸は大いに盛り上がっていきました

 

そんな中で、新しいティーチャーも生まれたわけです

勿論、皆が目指すわけではありません

MMMは、自分のペースでで出来ますので

無理して試験を受けて上にあがることも求められません

しかし、MMMにこられるシニアの方は

驚くほど熱心で、前向きな方が多く

80才でレッド、という5段階目を楽しんでいる方もおられます

 

ワークショップの時に、リサイタルも開かれました

私は、舞台で踊る機会も頂きました

 

本当に、こんなところまできたのだな…

私は、先生の傍で見てきた者としての

私にしか分らない感慨にふけっていたのでした

 

で、どこまでいっても元々の運動音痴が

完治するわけではありません

リサイタルの為の振りを覚えるのは、苦手でした

あれだけ、いつか私も踊れるようになるかなぁ?

などと憧れていたことなのに… 

 

それに、なんと言いますか…舞台も嬉しかったのですが

人前で踊ることに、大きな喜びを感じることは出来ませんでした

 

私は、趣味で舞台を創っていましたが

私の担当は脚本です

舞台に立って演技したり歌ったり踊ったり(ミュージカルでした)

照明を浴びるような場所に出られる才能は、全くなかったのです

なので、「明るいところ」で踊るというのは

その当時の私にとっては、まだ敷居が高いというか

ただただ、必死で楽しめなかった、という感じでしょうか

 

それよりも、その経験を生かして

裏の仕事をしている方が、充実感があったのです

 

MCの原稿を書く、照明さんに台本を書く

当日の舞台監督をする、等

私は、私にしか出来ないことをして

MMMの役に立てることが嬉しかったのです

 

私は根っから、裏方気質なのかもしれませんが

表には、上手な人が出て踊ればいい

 

私なんか、、、

 

正直なところ、そういう思いもありました

素晴らしい仲間が出来たことは、大変嬉しかったのですが

初めから長く習っている者としては

それを言うのも恥ずかしい、という思い

そんなに長くやっていて、そんな程度なんですか?

と思われることは、先生に対してあまりに申し訳なかったのです

誰もそこまで思っていなかったでしょうが

私は、自意識過剰さん、でした(^_^;)

 

次に私に訪れたのは、そういう卑屈な思いでした

ティーチャーになるという思いは

シュルシュル…シュルリシュルリ… 

本当に消えていったのでした

 

それに、MMMのティーチャーになるには

かなり厳しい試験があります

 

試験は普通に踊れるだけではいけません

生徒役の人に、指導するところを試験官に採点される

という、本当に指導者を育てるやり方です

他にも、ポートフォリオ、レポート、音楽理論、解剖学

 

現在は、少しずつ変わってきていますが

多くの課題を、一年の間で終わらせるというものでした

 

40数個もあるBasicのエクササイズに

それぞれ、その効果や注意点が「英語」で書かれています

訳して覚えて、正しくパフォーマンスして見せ

エクササイズの説明をしながら指導、等です

更にヴァリエーションのダンスも教えます

それは、音楽も自分で用意してエクササイズを生かした

エクササイズからはみ出さない、そのレベルの人が出来る

そういうダンスを指導しないといけないのです

 

(現在は、期間も課題も内容も、少し楽になっていっています)

 

その頃の私に、出来るとは思えませんでした

何より、テキストが全て苦手な英語ということが

私の気持ちを萎えさせるには十分だったのです

これは会話ではなく、文法です

私は英会話の為に、英検も受けました

合否が出るものを勉強した方が

張り合いがあるからです

低いのですよ、準2級

ある程度勉強し、会話もレベルUPしましたが

古いBritishは、手強すぎて見るのも嫌…       

 

私は、出来る範囲でレッスンに通い

一生徒としてMMMを続け

ぽつぽつとレベルを上げていきました

 

どれくらいの月日が経ったか

数年の時間が過ぎていたように思います

 

何かの時に先生が「幼児の為のエクササイズ」があって

その先生になるのは、大人のクラスの先生ほど大変ではない

そういうことを話されました

実際、新しいティーチャーは子供のクラスを持っていました

 

内容を聞くと、幼児さんのエクササイズを

物語を創ってその中に入れて、まるで遊ぶようにして

楽しく冒険の旅に出たり、お散歩に行ったりしながら

身体を使えるようにしていく

「Health Play」とうもので

身体だけではなく、想像力や観察力、集中力

右脳と左脳をバランス良く使う素晴らしいものでした

 

マーガレットは、ちゃんと幼児に相応しいものを

児童にはチルドレングレードというように

子供の身体に無理ないように

解剖学に基づいて創り上げていたのです

 

それに興味を持ったメンバーが結構いました

お話しを創る? 遊ぶように?

子供達が大好きな私の目の前が、パァッと明るくなりました

 

心はMMMに戻ったものの、伸び悩んでいた私

卑屈で嫌な私に、それは灯台の灯りのようだったのです

 

こっちだよ!

あなたの道は、こっちだよ

今までの経験が活かせる内容じゃないか

さあ、進むんだ!

 

そうか

それなら、出来るかもしれない!

 

ティーチャーという言葉が消えていた私に

子供達のティーチャーという、新たな可能性が見えたことで

ティーチャー ティーチャー ティーチャー ティーチャー!

私の気持ちは、↑ のように盛り上がっていきました

 

私はもう、40を越えていましたが

この挑戦こそが

全てのティーチャーの資格を得ている

今現在の私へと至る

初めの一歩となるのです

 

今日も最後までお読み頂き

有り難うございました

またご訪問くださいね(^_^)/

 

MMMレッスンレポート 歌声喫茶メンバー の巻

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こんにちは!

写真は、2年前?かな?

私のお仕事風景です

歌声喫茶」の伴奏&呼吸の指導をしています

 

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呼吸のエクササイズ指導中

 

今回は、そのメンバーさん中心のシニアクラス

MMM一日特別講座のレポートです

子供達とは違うレッスンの模様も、お楽しみ頂けたら嬉しいです

 

歌声喫茶が流行っているのは、この辺りだけではないと思います

皆さんの地域でも、この歌声喫茶という文字を

よく見かけられるのではないでしょうか?

 

私の母の年代の方々には、とても懐かしいもの

簡単に言うと、練習しないコーラスでしょうか

昔歌った懐かしい歌、唱歌やフォークなど

お好きな曲をどんどん歌っていく、というグループです

コーラスに疲れた方々も多く来られています

もう練習はしたくない、というお気持ちのようです

 

私は、この歌声喫茶の伴奏&司会進行を

3年前の夏から、宝塚でさせて頂いています

最初5名くらいで始まったこの講座も

初回からの常連さんを含め、常に20人前後

多い日は、25名ほどご参加頂いている

私としても大変嬉しい、

そして、いつも笑い声が絶えない楽しい、愉快な講座です

 

あの歌劇のある宝塚市のとある駅まで

うちから1時間ほどで通勤?できます 

話しには聞いていましたが、宝塚の方は

本当に歌劇を愛しておられて、大切に思っておられます

男性で、月に一度は観劇されるメンバーさんもおられます

音楽もとても盛んで、音楽家も多く居住されています

 

そんな場所へ、ご縁で行くようになった私

はい、では宜しく! と挨拶の後に言われてびっくり

え、私は伴奏するだけじゃないの? え?進行も全部なの?

いきなり任されて、よく分らないままにスタートした折

さて、どうしたもんかな、と思って

発声前に、腹式呼吸を練習することにしたのですが

それが今では、当たり前になりました

その際に、健康に関する情報や、ちょっとした注意なども

皆さんにお知らせするようになりました

 

ずっと、皆さんの姿勢や、深呼吸の仕方が気になっていましたが

ここはコーラスのお仕事で、ダンスのクラスではありません

そこで「一度、私にレッスンさせて下さい」

皆さんに、そうお願いしました

 

とはいっても、皆さんそれぞれご自分で何かされておられます

歌声終わった後に、、、難しいかなぁ、まぁいいか

と、あまり執着せずにいましたら、なんと

場所を探して下さり、近くにお住まいの方が支払いまで!

 

先日その「歌声健康クラブ」のお稽古をすることができました

 

5人集まれば、まぁいいかなと思っていたところ

ご近所さんにもお声を掛けて下さり

私を含め、10人でお稽古することが出来ました

24畳の和室を借りたのですが、ちょっと狭い感じ

60代後半?~70代くらいの男女の方々でした

 

軽く身体を温める運動をします

しんどい事をしたら駄目よ、という先生のアドバイスを受け

初めての皆さんが、これはタマラン!ということはパス

手足を動かす → ご自宅でも簡単にできる事

股関節を緩める → コマーシャルの際にでもどうぞ!

という具合に、すぐに誰でも出来る動きを伝授

それでも、結構効果のある動きです

 

MMMのお話しもさせて頂き、解剖学に基づいている事

私は、きちんと勉強して教える資格を持っているので大丈夫です

ということ…

 

この下線部分ですが、今までそうはっきり明言して

堂々とレッスンできていなかった気がするのです

今回、皆さんに安心して頂く、つまり私の話を

よく聞いて頂くためにも、自ら自信をもって

そう言わなければならない、と思い言いました

これは、自分の発言に責任を持つこと、と

自らを戒める発言でもありました

 

そして腹式呼吸の練習

男性はよいのですが、一般的に胸式呼吸の女性には

中々難しいものなのです

やはり、20名を越える歌声のクラスでは

とても教えきることは出来ていませんでした

一人一人、姿勢と共に直していきます

 

本当に色んなお話しをさせて頂きました

そっちの方がメインの講座だったかも?というくらい

呼吸の仕組み、横隔膜のこと、内臓、肺の動き

なんせ、10月末に解剖学の試験を受けたところなので

つらつらと口から出てきます

 

反り腰の方も数名

 

壁の前に立つとお尻と肩が壁について

腰の辺りには、手が少し入る隙間ができます

これが、あまり空いていると腰が反りすぎている

骨盤が前に倒れている、ということで腰痛の原因になります

疲れると、反り腰になりやすいようです

皆さんは、大丈夫でしょうか? 試してみて下さい

 

で、この前傾の骨盤を立てる、というやり方の伝授が難しい

理屈で分っても、身体が分らないのですね

何とか懸命に、あらゆる言葉と手も使って

正しい向きにしていきました

 

そして、正しく歩く

この「歩く」は、意識すると歩けないものなのです

もの凄くゆっくり足の裏をよく使いながら歩いて貰いました

日本人によくあるパターンとして、「ナンバ歩き」があります

普段はならないのに、緊張するとナンバ歩きになる傾向があるのです

右手と右足が出る歩き方で、私たちはOpenになると言っています

 

元々日本人は、明治までこの歩き方だったようで

着物で帯を締める日本人には、捻らない歩き方でナチュラルだったのでしょう

今は、この歩き方が脳に良い、という説もあり見直されているとか

私は、日本人は農耕民族だから

西洋は、狩猟をするとき、左足で踏ん張り右手でヤリを投げたから

という説が、納得できるかなと思っています

 

ですが、私のやるMMMは英国のものですので

右手と左足が出る歩き方をします

 

「最初、右足と左手が出ます(やってみせる)このように」

 

と、予習をしていても音楽を掛けてやってみると

いきなりナンバになる方もおられました

全く気にされることないです、私も最初なりました

日本人の性みたいなもんです、普通です、気にしないで下さい!

と、皆さんを励ますことも忘れません。事実ですし(^_^;)

 

ゆっくり歩きはバランスがとれず、グラグラしてしまいます

皆さん、ゆっくり8数えながら一歩、をやってみてください

真っ直ぐ前を見て、グラグラしないで、

ナンバにならずに歩けますか? 

体幹がしっかりしていて、身体の中心を意識できたら

体重移動が上手くいくはずです

 

その後、普通の早さで歩いて頂きましたが

足の裏を正しく使えてない方もおられました

親指が、床に着かないで歩かれているのです

さて、ここでも

皆さんは、大丈夫でしょうか?

廊下を歩いてご家族にチェックして頂きましょう!

親指、ちゃんと着いていますか?

 

踵から歩く。体重を前に移して、親指に抜ける

その体重移動が、どうしても足の外側になります

これはO脚を酷くして、膝の内側が痛くなる原因になります

そのことを、かなり詳しく説明して

日頃から意識して歩いて頂くようにお話ししました

 

そしてメンバーさんが、なんと! 

等身大の骨格の図を持ってきて下さいました

何故この方は、こんなものを持っているのだろう?

と、不思議に思いましたが、使わない手はありません

 

さぁ、ここでも解剖学の知識を披露です

横隔膜がどこにあるのか

頸椎から尾骨までのお話しと、S字カーブの事

ストレートネック

私が個人的に好きな肩甲骨の事 (肩甲骨の形が素晴らしい!)

等々

 

大きな図のお陰で、皆さんに分りやすくお話しできて

とても良かったです

 

最後は、皆さんに動かしたい所を伺って

そのエクササイズを一緒にやって

クールダウンで終わりました

 

本当は1時間やって、その後宴会の予定でした

私も、皆さんもおやつを持ってきていましたが

気づけば2時間弱経っており、諦めて帰りました

 

皆さんが快適に過ごせるよう、お稽古ができたかな?

日頃から気をつけて頂く事を見つけられたかな?

 

反省は沢山ありますし、自分ではどうか分りませんが

兎に角、私は単に体操するだけのレッスンをしなかった

皆さんが納得して、だからこうするのか!

とか、ご自分のクセを知って頂き、直す

正しい姿勢や呼吸が健康をサポートすること

そう分って頂けるレッスンが出来たように思います

ちょっと…解説し過ぎちゃったけど…


それでも自分に「良」の単位を上げようと思い

ご褒美に、美味しいと評判の

コンビニスイーツを購入し、お昼に頂きました

 

一回だけの特別講座

もし、気に入って頂けたら…また来年も出来るかもしれない

待とうと思います

いつその日が来ても良いように、努力精進していれば

きっと、、、


あ、

レッスンで脛椎の話をしました

人もキリンも、脛椎は7この骨です、と

帰って、キリンの首が気になって仕方なくて

色々調べちゃいました

クジラやイルカの骨格も

クジラの肩甲骨を見て感激!←やはり肩甲骨はいい!

本当に哺乳類なんだなぁ、とか

試験が終わっても、興味はつきません

そういう自分には、「優」!ですね(^o^)v


本日も、マニアックな話しを最後までお読み頂きまして

有り難うございました

これに懲りずに、またご訪問下さいね(^_^)/

 

 

ちょっと一休み。午後の一時にお勧めの穏やかな曲たちは如何?

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この写真は、自宅近くにある小さな公園の一角

この傍に、私が可愛がっていたセキセイインコのレイの

お墓があります

レイが元気でいたら、今のにゃんこたちとの生活はなかったでしょう

これを見ると、レイと遊んだことを思い出します

同時に、亡くなったときの哀しみも込み上げます

それでも、何故かこの写真は私の心を

温かくしてくれるのです

 

この写真が、私を慰めてくれるように

音楽にも、人を癒やしたり、モチベを上げてくれる

そんな大きな力があると思います

 

ダンスをする時には、普通何かの音楽を使います

MMMのエクササイズは、定められたCDでお稽古します

ピアノだけで演奏されたクラシック等です

 

でも、ウォームアップやクールダウンの時には

講師が見つけ出した、その講師の好みの音楽を使います

 

私が初めてレッスンを受けたとき

その際先生が使っていたのは、ケルト系の音楽でしたが

自分の心にフィットして、とても気持ちよかったのでした

そのことも、MMMを続ける理由の一つであったのです

先生の選曲が、気持ち良くて好き! 

それだけのことですが、音楽を生業にしていた私は

音には敏感でしたので、重要なことでした

 

写真や絵は時間を切り取った芸術です

音楽は「時間の芸術」です

ダンスは時間の芸術を使い、空間で新しい芸術を生みます

 

音楽が気持ちをupしてくれたり、時に鎮めてくれたり

古代から、音楽は祈りに使われ

踊りと一緒に、いつも人と共にありました

 

楽しみたいときには、ウキウキする音楽で

もっと自分を盛り上げてやると、一層力が湧くでしょう

でも、哀しい時や辛いときに、明るい音楽は逆効果です

経験上の事ですが、これは多分間違っていないと思います

 

普段みなさんが、振り付けをすることはないと思いますので

日常での音楽、ということで何曲かご紹介します(^^)

全体に「優しい系」でまとめました

 

楽しい気分にしてくれる曲♪ ですが、映像を是非ご覧下さい

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ご存じの方も多いかと思いますが、The Piano Guysというグループ
私は、ウォームアップにこのグループの曲を使うこともあります
品の良い軽快さが好きです
他にも、クラシックやポップスを楽しくアレンジされています

確かなテクニックと、楽しいアイディア満載で、ホントお勧めです

 

ちょっとシミジミしたいときに、これは如何でしょう

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大変よく使われている曲で
ワイドショーなどで訃報を伝える画面の後ろで掛かっています

実際、お葬式の時に掛ける方も多いそうです
哀しみに寄り添い、そして優しく癒やしてくれる
そんな一曲ではないでしょうか

 

哀しみをしっかり感じきりたい、そんな時にお勧めはこちら

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 ピアノとストリングス、王道中の王道で作曲されています

非常に美しく、そして「月光浴」というタイトルがぴったり

インストで、そして重すぎない曲でしんみりしたい

月を見ながら、思いに浸りたい

そういう方には丁度いいのではないでしょうか

これも、クールダウンに入れる時もあります

気分でこれを掛けて、身体と心の緊張をほぐしています

 

私は、ティーチャー試験の第3弾 イエローティーチィングで

この曲を使い、ヴァリエーションダンスを作りました

その時の、一番のお気に入りだったのです

音楽が自分を乗せてくれて、良い振り付けが閃くこともあります

 不思議なのは、今聴いてもその時ほどの思いがない

ということです

自分の心の変化でしょう

変わっていないつもりでも、私たちは常に変化しているのですね

 

気分が乗っている!明るい気持ちを更に前に進めたい!

だけど、激し過ぎる曲はしんどい、という時にはこちらはどうでしょう

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David Garrett さん Viva La Vida

この方、イケメンですよね(*^_^*)
確か、パガニーニの映画で主演を演じられたのではなかったかな

楽器は勿論、ストラディヴァリウス

億単位の名器です

この方も、クラシックやポップス、映画の音楽など

様々なジャンルの曲を、アレンジして演奏されています

他には、こんなのも

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ダンスの先生にとって、音楽との出会いはとても大切です

この夏は、インプロ(即興のダンス)の試験の為に

何百曲という音楽を聴きまくりました

 

その中の一曲

父はジャズベーシストでした。あっさり辞めてサラリーマン

なので、私は写真でしかミュージシャンの父を知りません

子供の頃からモダンジャズが掛かっていました

私には、それはただの現代音楽でしかなく、好きになれませんでした

大人になり、こういう感じなら聴けるようになりました

ジブリだし。勉強の時のBGMでもお世話になった一曲です

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う~ん、午後の一時にいいかもですねぇ(^^)

 

こうやって多くの曲を聴き、知ることも

ティーチャーの勉強の一つです

今日お勧めしたのは、私の個人的な気分のもので

皆さんにフィットするかどうかは分りません

でも、どれか一曲でもお気に入りが出来たら

嬉しく思います

 

最後にこの曲をご紹介してから、お別れします

気づけば師走

忙しい年末ではありますが、ちょっとブレイクして

音楽を聴きながらお茶を一杯、そしてため息

悪いことを全部吐き出すイメージで、息を大きく吐きだしてみて下さい

お部屋の掃除も大事ですが、心と身体も深呼吸で

お掃除してみて下さいね!

リベラの演奏から、クリスマスな一曲を

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USJの曲歌っているグループです

昔、NHKの番組の音楽で使われ一躍日本でも有名になりました

 

たまには本日のようなブレイクタイムを設けて

他で書いていましたブログで、人気があった記事を

こちらで書き直して投稿させて頂こうかな、と考えております

今回は、リクエストを頂き、音楽のお話しを書きました

次回は? 明日に予約投稿しています。お昼です

シニアクラスのレッスンレポートです

本日も最後までお読み頂き

有り難うございました

またご訪問下さいね(^_^)/

            

【改訂版】猫の手も借りたかった間に、新しいティーチャー誕生! 神戸&大阪と私5

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ん? 猫の手も借りたい?

 

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貸してあげるよ~

 

9月から家族になった

イケメン仔猫の響くんです

今日は、特別ゲストで出演して貰いました

 

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おっと、お姉ちゃん

いえ、我が家のお姫様、ルナ姫もご紹介

これからも時々登場することになると思います

 

で、実際

猫の手は借りることは出来ません

人は、自分の出来る精一杯というラインがあります

時には気合いで、キャパ以上のことが出来ますが

その状態が長く続けば、様々な問題が持ち上がってきます

 

そのような中でも、私はMMMを細々続けていました

復帰して順調にカラーを上がっていましたが

MMM、家のこと、仕事も大忙し、その上趣味のお芝居!

私は、あれもこれもそれも、どれも手を抜きませんでした 

その中でも敢えて言うなら

MMMの手を抜いてしまっていた、かもしれません

 

趣味が高じて、私は生きる世界をそちらに変えよう!

と真剣に考えるようになったのですが 

そこ、舞台の世界はハードで厳しい世界です

あれもこれもの一つに入る訳がない

 

個性が非常に強い人の集まりも、愉快な反面

あまりに刺激的すぎて、私には辛いこともありました

プロの手が入るようになると、要求も高くなり

私は、懸命に応えようとすり切れるまで頑張りました

でも流石に疲れ果て、もうクタクタ

MMMも休みがちになってしまったのです

 

ぐったり

 

あの時ほど、この言葉がぴったりな時期もなかった

今振り返ると、無謀な生活をしていたものだ、と思います

 

そして、そういう経験が、本当に心の底から

自分の人生を見つめ直させてくれるのです

 

猫の手は借りられない

自分の手は二本

いくらやりたくても、出来ないこともある

向いていないこともある

逆に、自分がいる場所はどこか?

どこなら、安心して生きていけるのかと考えました

 

私を救ってくれたのは、MMMの先生でした

先生が、心の底から私を心配して下さり

氷も瞬時に溶けるような温かい言葉を掛けて下さったことで

私は、目を覚ますきっかけを頂いたのです

 

その他に、生徒さんのお母様からも気づきの言葉を頂いて

無謀な生活を改めることにしました

 

私は、厳しい舞台の世界から

MMMという温かい人たちがいる場所へ

身体も心も戻っていきました

 

その時に、もう一つ私を支えてくれたものがあります

それは、英会話でした

 

趣味は趣味として距離をおくようになって

私は、少し寂しいような物足りないような気持ちになっていました

その時、歩いていてふと見上げたら

あの当時、一斉を風靡したある英会話教室の看板が

 

高いだろうなーと思いつつ、ちょっと寄ってみたのです

多分、その教室一番の営業マン?の人に当たった私は

気づけば、入会していました

 

元々英語が苦手で、すっかり忘れアラフォーになった私

本当の初歩、一からやり直しでした

一つ止めて一つ始めたら、またクタクタじゃないの?

いえいえ、これが意外にも正解でした

英会話は、「会話」ですね、当たり前

文法も大事だけど、会話なのですね

おしゃべりが大好きな私は、伝えたい!この気持ちが言いたい!

そう思うあまり、英会話に夢中になりました

 

それに、レッスンに行くと英語でモノを考えますので

MMMと同じで日常の煩わしさなどが、ぶっ飛びました

素敵な先生に出会えたことも大きいです

もう、恥ずかしいお馬鹿な間違いも沢山しました

 

恥を忍んで、本当にお恥ずかしいのですが一つ披露しますと

 

テーブルの上に~があります

(中1ですね、これは…本当にお恥ずかしいことです)

という練習の際、フラッシュカードみたいなモノが出てきました

単数形と複数形の練習でもありました

何枚目かに、おにぎりが登場しました

(ん? おにぎり?)

一瞬考えました。知らなかったのです、おにぎり…

スキヤキ、テンプラ…

おにぎりは、同じくオニギリである!

日本の物で世界共通だと確信して

私は3つあったので、オニギリーズと英文に入れて応えました

どうぞ、皆さんお笑い下さい! 馬鹿めと言って下さい

 

大好きだったトム先生

一瞬、え?という顔で私を見て

いいね、オニギリーズ!ナイスだよ!

でもねMayumi

これは、ライスボールだよ

 

え? 英語あるの? オニギリ? ライスボールなの?

私は、恥ずかしさとおかしさで

笑いを堪えきれずに、爆笑してしまいました

トムも爆笑! そしてオニギリーズをとても気に入ってくれました

こんなことが、一層私とトム先生を仲良くしました

 

そんなこんなで、恥をかくことが上達の近道である

そういうことも分ってきました

それを怖がっていたら、何も話せなくなってしまう

私はライスボールは一生忘れません

こういう経験は、失敗を恐れる傾向が強い私に

失敗も恥も、勉強なのだと教えてくれたのでした

 

ちょっと無理して通い出した英会話

それもどこかで、いつかはMMMのティーチャーになるんだ

その気持ちが消えていなかったから

それは間違いありませんでした

一番サボっていたのに、私の心にはいつも

MMMがあったのです

 

 話しを、戻します

まったりとMMMに「精神的に戻った」私

すると、なんと!なんと!

 

懸命に勉強した新しいティーチャーが生まれたのです

そうです、先生の夢は叶いました!

 

ティーチャーが生まれた!

とうとうここまできたんだ!

 

私は、一抹の寂しさを覚えつつも喜びが込み上げました 

その頃には、先生はカルチャーにも入られていました

私は先生と二人、冷たい床で過ごした日々を思い

感無量でした

 

そして

「私が先生の夢を叶える!」というプレッシャーから

解放されました

 

これからは、楽しんでMMMをやろう

素敵な先生が生まれたから、もう頑張らなくてもいいし

ティーチャーになるための試験が大変そうだったので

私にはもう無理かな、とも思いました

英会話は、それ自体が面白いから続けよう!

これは決して無駄なことじゃない

だって楽しいんだもの

 

そんな私が、三度ティーチャーを目指すまでに

少し時間が掛かります

 

それでもMMMは、私にとって

ただの仕事、お稽古事ではなかったのです

人生を軽やかに変えてくれた

本当に優しく、美しく生きる為の

そう、身体だけではなく

心も美しくしなやかに、強くしてくれるエクササイズだったのです

 

 

今日もお読み頂きまして、有り難うございました

次回は、シニアクラスのレッスンレポートです

またご訪問下さいね(^_^)/

 

 

MMMイベントレポート 会館5周年記念の会 の巻き

こんにちは!

ずっとMMMと私、という歴史をお話をしてきていますが

本日は、かる~く昨日の出来事を書きます

いつもMMMでお稽古するときにお借りしている会館が

5周年記念の会を開催されることになり

私たちMMMも出演させて頂く事になりました

 

住宅地に公園があって、その中にこじんまりとあります

新しいので、とても綺麗で快適です

カーテンを開けると公園が見えて、いつも気持ちがいいです

 

市長さんや、議員の方々も御祝いに来て下さり

とても盛況でした

コーラス、空手、フルート、三味線、チア、健康体操

と、盛りだくさんです

 

私たちは、幼児さんで使う呼吸の練習と

児童のエクササイズを、会場の皆さんと一緒にやりました

私は、ピアノで生演奏の係です

幼児のは、そのまま原曲を弾きましたが

児童のは、シューベルトの「野バラ」を使いました

マーガレットは、シューベルトの曲を多く使い

エクササイズを作っています

野バラはありませんが、皆さんよくご存じだと思ったので選びました

 

その後は、ダンスを一曲踊りました

マーガレットからMMMを受け継いだジム先生の振り付けです

私は、今まで数回これを踊らせて頂いています

なので、振り自体は覚えているのですが

流石に今はその頃よりレベルがUPしていますので

以前には気をつけられなかったことに、気が回るようになりました

腕の使い方や、脚の上げ方の細かいことです

 

ジム先生…

 

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2008年の写真です

ジム先生はスコットランドの正装をしてくださって…

年齢を重ねられても、日本には毎年来て下さいました

 

そのジム先生は、数年前に天国へ逝ってしまわれました

訃報を聞いたとき、息が詰まって

携帯を持つ手が震え、そして涙がこぼれ落ち

暫くその場に座り込んで泣いてしまいました

 

ジム先生が生きておられて

昨日のダンスを見られたら、なんと言って下さるかしら?

 

Mayumi、成長したね That's fine.

そう言って頂けるように、踊れたかしら?

マーガレットも喜んでくれたかしら?

 

お二人とも身体はなくなってしまいましたが

きっと今も、魂はMMMの傍にあって

世界各地のMMMを見て回っておられる、そうに違いない

昨日は、私たちの所に来て下さっていて

 

あ、、、今ジム先生を思い出して

ちょっと涙が出てしまいました

 

お話ししたいです、ジム先生

私、Orangeティーチャーまで終わったんです
私、今保育園にも行けるようになったんです

毎月、沢山の子供達に囲まれて

幸せなんです、ジム先生…



本当に、昨日のダンスは思い出深いもので

沢山のことがワーっと蘇りました

 

何度も書いていることですが、運動音痴の私が

先生になり、人前でダンスを披露出来るようになるなんて

MMMに出会う以前の私からは想像も付きません

 

あの日、「行ってみたら?」と母に言われたあの日が

分岐点だった

その些細な、お稽古を始めたということと

「止めなかった」ということ、どちらかというとこちら

これが、私の人生を大きく変えた事だと思います

その時点では、大きな意味を持たなかったことも

その人の人生を変えてしまう出来事に変わることもあるのですね

 

尊敬する先生と、大好きな仲間達と一緒に踊る

最近、リサイタルが開催できなかったので

本当に久々な感じでした

他のお稽古されている方々とお会いできたのも良かったです

特に、シニアの方の健康体操は、非常に参考になりました

 

帰ったら、何故か異様にグッタリしてしまい

夕飯まで横になって寝てしまいました

ご褒美のすき焼きは、相方(夫です)が作ってくれました

 

こういうのは、準備や練習が必要で

なんやかんやとバタバタしてしまいますが

終わるとホッとして、そしてほっこりします(*^_^*)

きっと

ジム先生が、喜んで下さっているから

そう思わずにはいられません

そうでしょ? ジム先生…

 

 

本日も最後までお読み頂き

有り難うございました

またご訪問下さい(^_^)/

 

 

 

 

【改訂版】ワークショップと試験と 発展していくMMM神戸&大阪 と私4

 

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これは何かと言いますと

MMMのエクササイズのレベルを示した図です

大人のクラスは、11レベルでこのように色で分かれています

 

Basicは、何故か青いですが、ベイシックと呼ばれています

一つ上はホワイト、次はイエロ-、オレンジ、レッド

という風に、カラーでクラス(レベル)を呼びます

因みに私は、まだ8段階目のクリムゾンにいます

 

私が復帰した1997年時点で、私はまだBasicでした

試験を受けて、上のクラスへ!などという考えは

全く持っていませんでした

まったり身体を動かせるだけで、結構満足していたのです

そう思うと、私の「先生の夢を叶えるんだ」という思いも

ホントに現実味を帯びない、ただの妄想だった

と、今思い出して恥ずかしい思いがします

 

当時、試験を受ける、とかよく分りませんでしたし

試験ができる体制が、まだ神戸には整っていなかったのです

 

と、思っていましたら!

 

復帰して初めてのレッスンの時に、私は見たのです

私の知らないエクササイズをしている人たちを!

 

神戸でもワークショップができるようになっていたのです!

 

ワークショップには、毎年トップ講師を海外からお招きして

色んなクラスや、試験などが行われます

復帰前年度はBasicの試験が行われ

そして、一つ上のWhiteのクラスが出来ていたのでした

神戸&大阪は、確実に成長を遂げていました

 

レッスンで見たものは、私の知っているMMMではありませんでした

とても綺麗な、なめらかな動きで

Basicとはかなり世界が違うものだったのです

私は、びっくりすると同時に、やっとMMMがダンスだと

はっきり分ったのでした

 

ダンスだと分って習っていたのでしょ?

そうなのですが、自分がダンスを踊っているとは思えませんでした

なんせ手足で必死でしたし、本当に動きが違うのです

 

たまたま見たのが、特に柔らかい動きのエクササイズだったので

私は、羨ましくなりました

 

私も、あれがしたい! ホワイトがしたい!

 

そう強く思い、悩んだ末に私は先生に言いました

 来年、Basicの試験を受けたいです! と

 

先生は、長くやっているから大丈夫よ、と了解して下さいました

でもそれはもう、12月だったのです

試験が受けられるワークショップは、次の春でした

間に合うか…

 

他にも、劇団などやっていましたので

私は、てんてこ舞いの生活をしていました 

 

それでも全てをやり繰りしながら

私は、今までにないくらい真面目にレッスンしました

メモをとって家でも復習。何とか試験を受けられるレベルに!

 

そして、次の春がやってきて

私は初めてのワークショップを体験します

 

ジム・ヘイスティ先生との出会いでした

 

マーガレット・モリスにMMMの後継者として選ばれた

素晴らしいダンサーです

 

経歴を少し、MMMのホームからお借りしました

 

1958-1960

スコットランドケルト・バレエ(Celtic Ballet)で、プリンシパルダンサー

1960―1961

スコティッシュ国立バレエ(Scottish National Ballet)でプリンシパルダンサー

1961―1962

ロンドンのウエスト・エンドのミュージカルに、アメリカのガウァー・チャンピオン(Gower Champion)の振り付けで出演

1963―1964

ドイツのオペラ・バレエ(Opera Ballet)で、クルト・ヨースの指導の下にソリスト

1965―1966

アメリカ合衆国とカナダで2度横断ツアーをし、アラスカとハワイを除くアメリカ全州を訪れて、プロデューサー、振付家、ダンサーの役をこなす

1967

ブリティッシュダンス・シアター(British Dance Theatre)で、プリンシパルダンサー、振付家、バレエ・マスターなどを勤める

1968

エジンバラ演劇学校(Edinburgh College Drama)で、 MMMとダンスを指導

1968―1980

グラスゴー大学(Glasgow University)の演劇部でMMMとダンスを指導

1967―1970

パントマイムやレヴェーのダンサー/振付家として活躍、 BBC―TVやITVの多くのテレビショーにも出演

1970―1980

スコティッシュ・バレエ(Scottish Ballet)で専属ダンサーとティーチング・スタッフを兼任 スコティッシュ・オペラ(Scottish Opera)ではダンサー、 振付家、 バレエ・マスターの重責を果たす

 

1975

マーガレット・モリスの要請でMMM(Margaret Morris Movement)インターナショナル・アソシエイションのパート・タイムの理事/指導ディレクターに

 

1975―1980

王立スコティッシュ音楽演劇アカデミー(Royal Scottish Academy of Music and Drama)でMMMとダンスを指導

1980‐

マーガレット・モリスの死去に伴い、 劇場での専属の仕事を辞め、 フル・タイムのMMMの理事/指導ディレクターに就任

                        MMMJapan ホームページより

 

その頃の私には、まだあまりピンとは来ませんでしたが

英語を話す先生が目の前にいるだけで、ドキドキしました

英会話に興味はあったものの、学生の時から英語は苦手で

先生の訳を聞きながら、先生って本当に凄いのだな

などと、感心するばかりでした

 

また今度、ジム先生のお話をいたしますが

本当に、本当に素晴らしい、ユーモアのある

素敵な先生でした…

 

こうして私は、試験で緊張しまくり

アワアワしながらもなんとか無事に終え、ついに

ホワイトという、次の世界に踏み出しました

私は一層真剣にMMMのお稽古に励みました

次はイエローだ!!

 

と、ここから先生への道をまっしぐら!

という筈でしたが…

そうはならずに、ぐるりと遠回りをしてしまいます

何故なら

私は、趣味であったお芝居創りに

熱中してしまったのです

 

 

今日も最後までお読み頂き、有り難うございました

次回は、ついにMMMに新しいティーチャーが生まれる日の事を

お話ししたいと思います
あ、その前にレッスンレポートが入るかもしれません

またご訪問下さいね(^_^)/

 

【改訂版】マーガレットの信念と、災害に負けなかった先生の信念と 神戸&大阪と私3

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こんにちは(^_^)/ 

 

私が、英国のダンMMMを初めて

2年ちょっとくらい経過していたでしょうか

 

初めは、実家マンションの集会所でのレッスンでした

冷たいリノリウムの床

とても広いのですが、山の上にあるマンションは

その分とても寒いのです

冬は先生と一緒に、大きなガスストーブにあたりながら

寒さにも負けず、お稽古を続けました

 

見聞きしたことがないものを広めるのは、難しい事です

生徒さんが増えるのには時間が掛かかりました

 

先生は、私を気遣って下さり

無理しないでというようなことも、言われましたが

 

「私は止めません。MMMだけは一生続けたいと思います」

 

そう応えたことを、今も覚えています

 

どれくらい経った頃か、定かではありませんが

先生は、交通の便の良い場所に会場を移されました

それはイコール、今までより会場費用が掛かることでもあります

でも、生徒を増やさなければ、何も始まらない

きっと先生は、色々考えて決断されたのでしょう

 

寒い場所でも、仲間が出来始めていましたが

新しい会場には、更に新しい方が来られるようになり

私は喜びを感じていました

 

MMMを広めたい!

私も、先生の夢を追うようになっていた

大きな災害はそんな時に起こりました

 

その後

多くの出来事がありました

 

生きていると、本当に色んな事が起こります

良いこと、悪いこと、楽しいこと、辛いこと

そういうことが一度にやってきた、という感じでした

私は出来事に対処するため、暫くMMMをお休みします

 

それから、2~3年が過ぎた頃
ボチボチ身体を動かした方がいいなぁ、いやまだ無理かなぁ

そんなことを考え始めていた時に、先生とお会いしました

 

この数年間の出来事は、私には分りませんが

先生の信念は変わらず、熱意も変わらず

MMM神戸&大阪は、動いていたのです!

MMMは、先生は大災害に負けませんでした

私は思い切って復帰することにしました

 

久々のレッスン

皆さん、お元気で安心しましたが

知ってる人が減り、新しい方が増えていたように思います

 

長く休んでいましたが、思いの外身体が覚えていてくれて

私は自分で驚きました

運動音痴なのに、、、出来るようになっていくんだ

些細な事ですが、何かが出来るようになっていくというのは

とても嬉しく、そして自分を励ましてくれます

 

この時に感じたのは、MMMは他のものと違うかもしれない

ということです

 

どんなことも、積み重ねで上達していくものですが

例えば、「目指すは180度開脚前屈」とかではないので

以前より、股関節が柔らかくなった、とか

手足のコーディネーションができるようになったとか

その人にしか分らないこと、その人にとっての出来た!

そういう小さな事実が、大きな喜びとなる

先生も、その辺りをよく見ていて下さって

その人の出来た! を一緒に喜び褒めて下さるのです

 

私もMMMがそういうダンスなのだと、段々と分ってきて

益々好きになっていきました

そこには、ちっぽけな「夢」のようなものが生まれます

MMMをやっていれば、私にも「ダンス」が踊れるようになるかも

 

それは、俗に言うところの振り付けられたダンスですが

いつかは、先生みたいに踊れるかなぁ?

そんな希望が湧いた自分が、とても嬉しかったのです

本当の基本からコツコツやっていくMMMだからこそ

私でも、希望を持って続けられ成長できたのだ

そう、今も確信しています

 

逆に言うと、その場で踊って楽しみたい

同じ事をコツコツよりは、どんどん新しいことをしたい

という方は、初めつまらないなぁと思われるかもしれません

 

しかし、ここがMMM

 

例えば、バリバリ他でダンスをして踊れる方が来られたとしましょう

そういう方は、見ていたら直ぐに分ります

MMMの動きは、他にない独自のポジション等もありますが

運動神経が良い、訓練された方なら

私なんかより、遙かに短い時間で出来るようになられるでしょう

 

ところが、です

その人の出来る、の出来るレベルが高い場合

当然初心者には求めないレベルを、その人は課させられます

私レベルはクリアされても、その方レベルのクリアは遠いのです

 

「昨日の自分」とだけ比べる

「今日、明日の自分」がそこより前に進んでいて

より健康的で、楽しく生きていけるように

それを目指すMMM

 

実際今は、メンバーに新体操やダンスをされていた方々がおられるのですが

そのMMMの面白さを楽しみながら、続けておられます

勿論、現在その方々は素晴らしいティーチャーです

 

天才少女だったマーガレット・モリス

勿論、彼女自身もダンサーとして踊っていたのでしょうが

彼女は、教育ということに情熱を傾けました

それも素晴らしいダンサーを育てる為だけではなく

 

年齢も、性別も関係なく

 

「どんな人でも身体を動かす喜びを否定されてはならない。

 誰であれ踊ることは出来るし、人生はそのことで豊かになる」

 

という信念を持ち、広く人々に広めたのです

理学療法士、セラピスト、画家でもあったマーガレット

もの凄い才能、パワー、強さと同時に

私はMMMをやっていて、マーガレットの愛を感じます

ダンスへの愛、そして人への愛です

 

踊るって楽しいのよ、踊れるようになると本当に楽しいの

誰でも出来るようになるって素敵でしょ?

より健康になって、そして出来るようになる自分に自信を持って

そうやって生きていけることは、素晴らしいことよ

あなたにも出来るわ、大丈夫よ!

 

マーガレットがもし生きていたら

こんな言葉を掛けてくれるのではないか

そんな気がします

 

さて、お話しをレッスン復帰時に戻しましょう

 

そうして久々のレッスンを楽しんでいた私ですが

始まって暫くして、私は思いも掛けなかったものを見ました

今でもその時のことを覚えています

 

私は、自分のすることを止めて

というか、止まってしまいました

えっ? という感じで見入ってしまったのです

私にとっての驚きの光景、それは?

 

続きはまた、次回にお話ししたいと思います

 

最後までお読み頂きまして、有り難うございました

またご訪問下さいね (^_^)/